ダイヤモンドの取引量と流動性について ~グレードごとの取扱量~

 先日、ダイヤモンドの資産性を『流動性』という点に注目して考えてみました。資産の流動性とは取引が活発であることを意味し、買いたいときに買え、売りたいときに売れるということです。本日はダイヤモンドの流動性に関連した資料を一つご覧にいれたいと思います。

 下記の表はダイヤモンド取引所の供給会社(10社程度)が本日取り扱っているダイヤモンドの個数をグレードごとに割合で表示したものです。いかがでしょうか。なかなか面白い数値になっているのではないでしょうか。

 大きさでみると、0.3カラットや1カラットの取扱が多く、0.6カラットや0.8カラットが少なくなっています。カラーでみるとEカラーが一番多く、Jカラー以降は10%を切っています。

 ダイヤモンドの資産性を「流動性」という点から考えた場合、0.6カラットや0.8カラットよりも0.3カラットや0.4カラット、もしくは1カラットの方が流動性は高いと言えます。一概に大きければ良いというものではないということです。また、カラーグレードについてもDカラーやFカラーよりもGカラーの方が流動性は高いと考えられます。 

 もちろん、供給会社はそれぞれターゲットとしている客層がことなるため、取り扱っているダイヤモンドのグレードにもばらつきがあります。また、ダイヤモンドの原石の供給体制により時期的な偏りが発生している可能性もあるとは思います。さらに、このデータは取扱量であるため実際に取引されたグレードのデータとは異なっております。

 しかし、売れないものは取り扱わないですし、売りにくいものでも価格を下げるなりして売る必要があるため、取扱量でも一つの参考にはなろうかと思われます。

 ダイヤモンドの輝きはグレードがある程度の水準になると違いを肉眼では判別できなくなりますので、どれにしようか迷われた時には、資産という側面から流動性の高いものを選ぶのも一つの考え方ではないでしょうか。

 ※ダイヤモンド相場に関する質問は画面右下の「チャットコーナー」からお気軽にお寄せください。

 

【ダイヤモンド相場表】 [0.3カラット、0.4カラット、0.5カラット、0.6カラット、0.7カラット、0.8カラット、0.9カラット、1.0カラット]

 

【為替】

 USDJPY = 107.12 (三菱東京UFJ銀行 TTS 10:00現在)
 [http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html]

【Israel Diamond Industry】

 IDEX Online Index = 133.74
 [http://www.israelidiamond.co.il/english/index.aspx]

【祝祭日/イベント】

 ● 9/1(月) 労働者の日(アメリカ)
 ● 9/8(月) 中秋節(中国)
 ● 9/15(月) 敬老の日(日本)
 ● 9/23(火) 秋分の日(日本)
 ● 9/24(水)~26(金) ロシュ・ハシャナ(イスラエル)
 ● 9/29(月) 女王誕生日(オーストラリア)

 ◯ 9/1(月)~9/2(火):国際ジュエリーロンドン(イギリス)
 ◯ 9/11(木)~9/14(日):深セン国際ジュエリーフェア(中国)
 ◯ 9/15(月)~9/21(日):香港ジュエリー&宝石フェア2014(中国)
 ◯ 9/21(日)~9/23(火):デリージュエリー&宝石フェア(インド)
 ◯ 9/23(火)~9/27(土):中東時計&ジュエリーショー(シャルジャUAE)

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