資産は減価償却によって価値が減っていくことがあります。

 減価償却というものをご存じでしょうか。これは会計に関する用語で、資産の購入費用を使用期間で按分する方法のことです。例えば、ダイヤモンドを削る機械を100万円で買ったとします。この機械が5年間使えるとして、1年あたり20万円になります。こうすることで、ダイヤの製造に係るコストがより適切に把握できるわけです。

 減価償却のルールは複雑です。資産の種類によって耐用年数が異なり、また按分の方法も定額法やら定率法と違いがあるのです。中には妙なルールもありまして、例えば、ジュエリーショップの建物に内装工事を施した場合、元の建物が鉄筋コンクリートだったら、内装工事も鉄筋コンクリートとして耐用年数を計算します。それが木造であったとしても、です。

減価償却 - ウィキペディア -
[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%9B%E4%BE%A1%E5%84%9F%E5%8D%B4]

 このように減価償却という観点から資産を見てみると、資産とは価値が年とともに減ってゆき、将来的には費用として消えてしまうものであることが多いのです。果たして、私達が資産だと思っているもののうちどれくらいのものが将来にわたって価値を残していくのでしょうか。

 

【ダイヤモンド相場表】 [0.3カラット、0.4カラット、0.5カラット、0.6カラット、0.7カラット、0.8カラット、0.9カラット、1.0カラット]

 

【為替】

 USDJPY = 102.57 (三菱東京UFJ銀行 TTS 10:00現在)
 [http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/kawase.html]

【Israel Diamond Industry】

 IDEX Online Index = 135.73
 [http://www.israelidiamond.co.il/english/index.aspx]

【祝祭日/イベント】

 ● 7/4(金) 独立記念日(アメリカ)
 ● 7/14(月) 海の日(日本)
 ● 7/28(月)~7/30(水) イード・ル・フィトゥル(イスラム諸国)

 ◯ 7/3(木)~7/6(日):シンガポールジュエリーショー
 ◯ 7/14(月)~7/18(金):デビアス・サイト
 ◯ 7/17(木)~7/21(月):インドインターナショナルジュエリーショー(ボンベイ)
 ◯ 7/18(金)~7/21(月):中国国際ジュエリーフェア(北京)

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