【ダイヤモンド相場】0.4ct 直近半年間の価格推移【0.4カラット】

2014年04月10日

【0.4カラット価格推移】

0.3カラットに続いて0.4カラットの価格推移を見てまいります。たった0.1カラットの違いですが

続きまして、「カラーE、クラリティIF」と「カラーD、クラリティVVS1」の第二グループです。0.3カラットでは一言「安定的」と書きましたが、0.4カラットでは「D VVS1」が方向感のある動きを見せています。結果として、0.3カラットでは「付かず離れず」だったものが、0.4カラットでは今年の2月から徐々に乖離を始め、4月10日現在では8,000円ほどの価格差になっています。

4月10日現在で11万円～12万円程度の価格となっているものを第3グループとしました。元々は「カラーF クラリティIF」と「カラーE　クラリティVVS1」の2つを第3グループ、11万円弱の価格帯を第4グループ、10万円を第5グループとしていましたがこの半年でグループの構成が様変わりしました。

「F IF」と「E VVS1」は、期間を通して横ばいで他のグレードが上昇をしてきたため、今ではグループの中段という位置づけです。上昇グレードの中でも「カラーD クラリティVS2」の上昇は大きく、当初2万5千円ほどあった価格差が一時的に逆転されるまでになっています。カラーグレード1段階がクラリティグレード3段階よりも高く評価されているようです。

現在グループトップである「カラーD クラリティVVS2」もカラーが最高水準の「D」であることから、カラーDであることが0.4カラットでは重視されていたのではないかと推測致します。