【ダイヤモンド相場】値上がりの続く0.3カラット、値下がりの0.7カラット【週間レポート】

【ダイヤモンドインデックス - Diamond index -】

今週は上位グレードをカラットごとに見てみましょう。まずは0.3カラットですが、最高水準である「D IF」はここにきて一段と上がっています。

同じく最高水準で2番手グレードである「E IF」と「D VVS1」は付かず離れず横ばいです。いいですね、こういう値動きは。安心です。

最高水準で3番手集団となるこのグレードは「D VVS2」が上昇し、元々いた「F IF」や「E VVS1」も微増傾向にあります。

続いて、0.4カラットです。「D IF」はこのところ急激に上昇し全体としての上昇基調を維持してしまいました。

2番手集団は0.3カラットと大きく異なり、特に「D VVS1」が急激な上昇を見せています。やはり、Dカラーは人気になりやすいようです。

やはり0.3カラットと様子の違う3番手集団ですが、今年に入ってからの密集が継続中です。

0.5カラットを見てみましょう。このところ横ばいで0.3カラットや0.4カラットのような上昇は見られません。変動幅が徐々に小さくなってきているのも特徴です。

0.5カラットの第2集団ですが、面白い動きをしていますね。一度離れた2つがこのところまた近づいてきています。0.5カラットでは「E IF」が「D VVS1」よりも人気のようです。

3番手集団は「G IF」と「D VVS2」の値上がりが特徴です。「G IF」が「F IF」を逆転するという奇妙な状況になっています。

0.7カラットではちょうど0.5カラットと逆で下落傾向が横ばいになってきております。

一度大きく離れた「E IF」と「D VVS1」は少し近づいた後、等間隔で推移しています。

0.7カラットの第3集団はこのところ横ばいですが、「D VVS2」や「F IF」は全体的な下落傾向は維持されたままです。

※ ダイヤモンド取引所価格指数は世界中のダイヤモンド市場から30,000個以上のダイヤモンドデータを取得しカラット、カラー、クラリティごとに平均を算出したものです。日本で唯一、ダイヤモンドブースだけがダイヤモンドの市場相場を公開しています。

※ 円換算に使用する為替は90日平均価格で、これは3ヶ月に一度見直しをします。2013年12月19日現在でUSDJPYの90日平均は99.41円です。なおこの金額はあくまでも取引所価格指数を円貨で算出するためのもので、当サイトの商品価格を束縛するものではありません。

 

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